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最初で最後の出張漫画スクールの話

      2017/04/11

 

突然のちゃお編集部からの電話は、私のやる気メーターをグングンUPしてくれた。

 

高校入学前の春休み・・・
私は父に付き添ってもらって、佐賀の田舎町から博多まで出かけて行った。

 

その時に2作目の結果待ちだったので、見せれる原稿がなかったため「1作目のコピー」を持参してスクールに参加した。

 
現地に着くとそこからは一人だった。
父と別れ、緊張しながら受付を済ませると、部屋にいたのは私のほかに2人だった。

もっとたくさんいると思ったので拍子抜けだった。

「これは・・・あれか・・・?少なかったから人数合わせとかかな・・・」

自分が期待されてるから参加を促されたのではないか・・・と、ちょっと勘違いしていたかもしれない自分が、途端に恥ずかしくなった。

 

 

待ってる間に少しだけ参加者の方と話ができた。

一人は高校2年生。一人は短大生だった。
なんにしても初めましてだったので・・・内気な私は自分からうまく話しかけることができなくて、簡単な自己紹介くらいしかできなかった。
びみょうな沈黙の空気の中、編集部の人と講師の先生が入ってきた。

 

講師は「あらいきよこ先生」だった。

 

当時何歳くらいなんだろう・・・。
かわいいお姉さんって感じだった。

 

まずは編集部の人が「漫画の描き方」についていろいろ話をしてくれた。
説明に使われた冊子には、プロット・ネーム・キャラ設定の大切さはもちろん、面白い漫画を作るにはどうしたらいいか?ということがギッシリと詰まっていた。

 

学校の授業だって、こんなにまともに集中して聞いたことないぞ・・・っていうくらい、私は編集部の人の話を夢中になって聞いていた。

 

休憩をはさみ、いよいよ、個別に添削&アドバイスの時間がやってきた。
プロに見てもらえるなんて・・・こんなことが現実に起こるなんて・・・
1年前の私が予想してただろうか?

 

指導者はあらい先生と編集部の人と2人。

参加者は3人。

2人がマンツーマンで見てもらってる間は、1人は待機だ。
私の順番はまず待機だったw

 

ほかの2人が見てもらってるとき、ちらっと原稿が見えた。

 

「なんだ?あの原稿は???めちゃめちゃ上手いやんか???」

わたしのペンタッチとは大違い!
短大生の人はもちろん、高校2年生の人でも、すごく上手く見えた。

なかよしやちゃおで入賞してる人はこんな上手いんだ・・・私が入賞できないはずだ・・・と、認めたくなかった自分の画力のなさをようやく痛感した。

 

自分の原稿を見せるのが恥ずかしくなってきた。

でも順番は回ってくる。

私の番だ!

 

正直、舞い上がってたり落ち込んだりしたせいで何を言われたのかはあまり覚えてないw
けれど編集部の人からは結構なダメ出しを食らったような気がする。
絵は可愛いけどデッサン狂いが多いし、話はまとまっているけどただそれだけ。

でも、コマ割りだけ褒められたような気がするw
あとはまだまだ未熟だから、とにかく量産しろみたいな感じだったw

 

落ち込んだけど、自分を知ることができた。
ようするに、まだまだデビューできるレベルじゃないってことだ。

 

そのまま、あらい先生のほうに席を移動した。
目の前にプロの先生がいて、私の漫画を読んでいる・・・それだけでドキドキだ。

あらい先生もダメ出しはしてくれたw
けれど、ここはこうしたほうがいいとかを具体的に言ってくれた。

 

そして描いたら絶対上達する気がするから頑張って・・・みたいな感じで、私に希望を持たせてくれる言い方で締めてくれた。

最後にサインをお願いしたら、快く描いてくれた。
一発書きでサラッと女の子の絵も横に添えてくれた。

 

そのときの絵がこちら。

2015-05-27-22-45-29_deco

この絵は今でも私の宝物だ。

 

この移動漫画スクールがなかったら・・・
私の高校生活は、漫画から少し離れていたかもしれない。

 

このスクールに参加したおかげで、また「ちゃお」に投稿して、成長したところを編集部の人に見てもらおう・・・と強く思ったのは間違いない。

 

スクール終了後、・・・私はこの日の感動を父に伝えた。

 

 

 

今現在、「漫画家」にはなれていないけど、あのときスクールに参加させてくれた編集部の方とあらい先生に心からお礼を言いたい。

 

貴重な体験を、きらびやかな思い出を・・・本当にありがとうございました^^

 

 -つぶやき, ブログ

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  Comment

  1. 村松俊介 より:

    「自分の思いを伝えたくなる」

    そう思える父親がいる
    ってことに、若干の
    羨ましさを感じます。

    • 自分の思いを伝えたくなる・・・私の場合は、その存在はいつも「母」ではなく「父」でした^^
      漫画家になる夢をバカにせず、ずっと応援してくれてたのも「父だけ」でした。
      夢を叶える前になんやかんやといろいろあって・・・今はどこにいるかわかりませんがw
      今でも大好きな父です^^

      いつもコメントありがとうございます♪

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